【平成27年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解と解説】⑯

日本語教師になるには、①日本語教育能力検定試験に合格、②日本語教師養成講座420時間、③大学日本語教育課程 主・副専攻修了者のどれか1つが条件よ! 独学で勉強するには「過去問を繰り返し解くこと」が一番大切! 頑張るわよ~!ブヒ~!

ブー子
さーて!今日も気合入れていくわよ
パンダくん
過去問って最高の「参考書」だよね!
ウサギ君
うん!先に過去問を解いてから、赤本をやる方法もあるよね!

 





 

検定試験合格は独学でも十分可能です。しかし、日本語教育能力検定試験は出題範囲が広いため、難易度が高いと言われています。合格するためには適したテキスト過去問を数年分繰り返し解くことが重要です。

推奨されるテキストは「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド」です。業界大手であるヒューマンアカデミーが監修しているため難解な専門用語が丁寧に説明されています。受験者にも人気が高く、表紙の色から「赤本」と呼ばれています。教科書に値する赤本に一通り目を通してから、数年度分の過去問を繰り返し解くことが基本の独学スタイルです。

 

日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド

 

過去問とは日本語教育能力検定試験を実施するJEESが発刊する「日本語教育能力検定試験 試験問題」です。部数に限りがあるため過去のもの(平成23・24・25・26年度)は高額になっていますが、現在定価で手に入るもの(平成27年度・28年度・29年度)で試してみても良いかもしれません。両方ともAmazonで購入できます(こちらのページで詳細をまとめました)。

 

平成27年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成28年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成29年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

 


 

 

問題5

1番

問1c

夫の「僕たちが高校生だった二十年前は〜」、妻の「三十パーセントくらいかなあ」

夫の「一番低いのは〜」、妻の「鹿児島の三十二パーセント」

……などと相手の発話を引き取って会話を続けていますので、正解はcということになります。

 


 

問2b

妻と夫で関心の対象が異なるため、答えが一つに絞れません。したがって、bが正解ということになります。

 


 

2番

問1c

男の人は「やっぱりさっきので」としか言っておらず、「買う」という結論が直接的に表現されていません。したがってcが正解ということになります。

 


 

問2b

先に見た帽子と後に見た帽子の情報を比べて選ばなければなりません。したがってb が正解ということになります。

 


 

3番

問1d

絵に描かれている女性は「かかと」ではなく、「かた」に手を添えていますので、「かかと」が聞き取れなかったと考えられます。したがって、正解はdということになります。

 


 

問2b

身体語彙でしりとりをするのは日本語話者でも難しいので、聴かなくても答えが分かる問題です。したがって、正解はbということになります。

 


 

問題6

1番c

学習者は「決める」と言うべきを「決まる」と言っているので、自動詞と他動詞の混同です。したがって、cが正解ということになります。

 


 

2番b

学習者は「分かります」を「分かられます」と言っているので、可能表現の誤りです。したがって、bが正解ということになります。

 


 

3番a

学習者は「伺うのは」を「伺いのは」と言っているので、動詞の活用の誤りです。したがって、aが正解ということになります。

 


 

4番a

学習者は「ものすごい」を用いていますが、報告する際には「著しい」などの言葉を使うべきなので、これはスピーチスタイルの誤りです。したがって、aが正解ということになります。

 


 

5番b

学習者は「卒業したら」と言うべきところを「卒業すると」と言っているので、接続表現の誤りです。したがって、bが正解ということになります。

 


 

6番a

学習者は「私にとって」と言うべきところを「私のために」と言っているので、複合助詞の誤りです。したがって、aが正解ということになります。

 


 

7番c

学習者は「休ませてもらいたいんです」と言うべきところを「休んでもらいたいんです」と言っているので、使役表現の不使用です。したがって、cが正解ということになります。

 


 

8番c

学習者は「最も重要なのは毎日日本語を話します」と言っているので、主語と述語がねじれています。正しい述語は「話すことです」。したがって、正解はcということになります。

 


 

<試験Ⅲ>

問題1

問1 1

求心=中心に近づこうとすること。

遠心=中心から遠ざかること。

…と言う意味ですが、試験会場に辞書を持ち込むことは出来ません。このようにテキストなどで見かけない言葉に出会ったら「漢字から意味を推察するスキル」というものが必要になってきます。「あげる」「くれる」「もらう」などは、下線部Aにあるように物や所有権の移動です。よって、3と4ではありません。また、「誰が」あげたり、くれたり、もらったりするのかが関わっているので、2ではないことが分かると思います。したがって、正解は1ということになります。

 


 

問2 3

それぞれの選択肢を正しい形に変えてみましょう。

1、✕買ってあげた→〇買ってくれた。

2、✕焼いてあげた→〇焼いてくれた。

3、✕私に宿題を…→〇私の宿題を…

4、✕貸してくれた→〇貸してあげた

選択肢3は格助詞の間違いですが、その他の選択肢は授受表現の誤りです。したがって、正解は3ということになります。

 


 

問3 1

1、恩恵の意味がありません。

2、話し手から見て「雨が降ってくれた」という恩恵を表しています。

3、友達から見て「手紙を出してくれた」という恩恵を表しています。

4、話し手から見て「髪を切ってくれた」という恩恵を表しています。

したがって、正解は1ということになります。

 


 

問4 3

選択肢3の補助動詞「てさしあげる」は、目上の人に直接対面して言う場合は使うべきではありません。例えば学校の先生に「宿題をしてきてさしあげます」「黒板に答えを書いて差し上げます」などと言うのは不自然ですよね。 したがって、正解は3ということになります。

 


 

問5 2

選択肢2の「もらう」には恩恵的な意味が含まれますが、「受ける」は恩恵的な意味が含まれていません。したがって、正解は2ということになります。

 


 

問題2

問1 3

「なければならない」は行為の妥当性に加え、行為が義務的に要請されることが重視されます。

例:長男なので、早く結婚しなければならない。

「べきだ」は行為の妥当性を重視します。

例:そろそろ結婚するべきだ。

したがって、正解は3ということになります。

 


 

問2 1

「ほうがいい」には行為を行わないと望ましくない結果になるという含意があります。

例:結婚するのであれば、美人としたほうがいい(不細工より美人な奥さんの方が、色々な意味でおススメですよという含意)。したがって、正解は1ということになります。

 


 

 

《目次》

【基本】日本語教育能力検定試験について

【平成23年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成24年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

  

【平成25年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成26年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成27年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成28年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成29年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・あ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・か行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・さ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・た行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・な行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・は行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ま行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・や行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ら行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・わ・を・ん】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・英数字】

 


 

ブー子
ブヒー!どう?はかどってる!?
パンダくん
うん!まぁまぁかな!
ウサギ君
僕は順調だよ~!

 





ブー子ちゃんの「日本語教育能力検定試験」のコーナー!みんなで憧れの日本語教師を目指そう!

それでは、次回をお楽しみに! ブヒ、ブヒ、ブヒヒ!

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