【平成27年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解と解説】⑨

日本語教師になるには、①日本語教育能力検定試験に合格、②日本語教師養成講座420時間、③大学日本語教育課程 主・副専攻修了者のどれか1つが条件よ! 独学で勉強するには「過去問を繰り返し解くこと」が一番大切! 頑張るわよ~!ブヒ~!

ブー子
今日も過去問がんばっていくわよ~!準備はいい!?
パンダくん
うん!カモン、ベイベー!
ウサギ君
パンダくん!ブー子ちゃんにベイベーって言っていいのは僕だけだよ!

 





 

検定試験合格は独学でも十分可能です。しかし、日本語教育能力検定試験は出題範囲が広いため、難易度が高いと言われています。合格するためには適したテキスト過去問を数年分繰り返し解くことが重要です。

推奨されるテキストは「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド」です。業界大手であるヒューマンアカデミーが監修しているため難解な専門用語が丁寧に説明されています。受験者にも人気が高く、表紙の色から「赤本」と呼ばれています。教科書に値する赤本に一通り目を通してから、数年度分の過去問を繰り返し解くことが基本の独学スタイルです。

 

日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド

 

過去問とは日本語教育能力検定試験を実施するJEESが発刊する「日本語教育能力検定試験 試験問題」です。部数に限りがあるため過去のもの(平成23・24・25・26年度)は高額になっていますが、現在定価で手に入るもの(平成27年度・28年度・29年度)で試してみても良いかもしれません。両方ともAmazonで購入できます(こちらのページで詳細をまとめました)。

 

平成27年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成28年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成29年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

 


 

問2 3

1、プレースメント・テスト(組分けテスト)とは、入学時に行われるレベル判定試験で、クラス決めに使われるテストです。

2、クローズ・テストとは、いわゆる「穴埋め形式」のテストのことです。

3、到達度テスト(アチーブメント・テスト)とは、一定期間における学習の到達状況を見るためのテストです。なお、熟達度テスト(プロフィシエンシー・テスト)とは、認定基準に照らしてどのレベルかを測るためのテスト(例として、日本語能力試験、留学試験、プレースメントテスト)です。

4、言語学習適性テストとは、言語学習に対する適性を測るためのテストです。

したがって、正解は3ということになります。

 


 

問3 2

シラバス(教授項目)とは「そのコースで何を教えるか」を定めたものです。その選定をシラバス・デザインといいます。教授項目を実際に授業で扱う順に並べた場合をコース・シラバスといいます。なお、ニーズ分析とは「学習目的(どんな日本語を必要としているか)を調べること」です。

したがって、正解は2ということになります。

 


 

問4 2

PLAN・Do・See(計画・実行・評価)のうちSeeに当てはまる行動を選ぶ問題です。PLAN・Do・See(計画・実行・評価)のうち、See(評価)に当てはまる行動を選ぶ問題です。

1、授業中に学習者の誤用を訂正してフィードバックするのは、Do(実行)に該当します。

2、教師同士で授業を参加し合い、学習者の反応などについて意見交換するのは、See(評価)です。

3、目標に基づいて教案を作成し、予想される学習者の誤用を書いておくのはPLAN(計画)です。

4、学習者のニーズに合わせて、提示する例文を用意するのもPLAN(計画)です。

したがって、正解は2ということになります。

 


 

問5 4

教室談話とは「授業における話し言葉を用いたやりとりのこと」です。

1、相手の発話が誤答であることを示す際には「上昇イントネーション」が用いられます。

2、教室談話では、提示質問あらかじめ回答がわかっている質問・ディスプレイ・クエスチョン)より指示質問あらかじめ回答がわかっていない質問・レファレンシャル・クエスチョン)が多くなるとは限りません。ちなみに「ペア・ワークやグループ・ワーク」における談話になると、教師と学習者の教室談話に比べて、さらに提示質問(あらかじめ回答がわかっている質問・ディスプレイ・クエスチョン)が多くなる傾向にあります。

3、これは教室談話での基本的なモデルである「IRF/IRE型」のことで、I(Initiation・教師による発話の開始)、R(Response・学習者の応答)、F/E(Feedback/Evaluation・教師のフィードバック/評価)という連鎖のことです。学習者の働きかけではなく、教師の働きかけで始まるのがポイントです。

4、自分が学校に通っていたときのことを思い出しましょう。教師は、談話の秩序を明確にするため「はい」「じゃあ」などの発話を多く用いていたと思います。したがって、正解は4ということになります。

 


 

問題7

問1 4

ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)の背景にある理念は多言語・多文化主義(ある社会の中で複数の言語が使用されることを認めていくこと)ではなく、複言語・複文化主義(ある個人が、その生活状況に沿って複数の言語を使用できることを目指すもの)です。外国語教育のシラバスやテキスト、学習者の評価について共通の基準を示したもので、特定の言語を普及させるために開発された枠組みではありません。

ちなみにCEFRは、ヨーロッパ学習記録帳(ELP)が発展して1996年にヨーロッパ評議会によって発表されたものです。Can-do Statement(簡単な日常会話ができる等)を用いたA1~C2までの6段階のレベル設定があり、「話す」「聞く」「やりとり」「読む」「書く」の領域設定は、日本のJF日本語教育スタンダードなど、世界中の外国語教育界に多大な影響を与えています。したがって、正解は4ということになります。

 


 

問2 3

本文にある「JF日本語教育スタンダード」はCEFRを参考に、日本語コースデザインの支援ツールとして発表されたもので、国際交流基金(JF)が開発しました。「JF日本語教育スタンダード」では、言語によるコミュニケーションを「言語能力」と「言語活動」の関係から捉えており、言語活動のカテゴリーには「受容、産出、やりとり」が含まれています。

したがって、正解は3ということになります。

 


 

問3 2

問1に出てきたように「JF日本語教育スタンダード」では、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)を参考にして「熟達した言語使用者」「自立した言語使用者」「基礎段階の言語使用者」の3つから、それぞれが二つの段階、計6つのレベルに分けられています。

A1・A2=「熟達した言語使用者」

B1・B2=「自立した言語使用者」

C1・C2 =「基礎段階の言語使用者」

したがって、正解は3ということになります。

 

 


 

《目次》

【基本】日本語教育能力検定試験について

【平成23年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成24年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

  

【平成25年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成26年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成27年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成28年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成29年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・あ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・か行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・さ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・た行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・な行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・は行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ま行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・や行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ら行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・わ・を・ん】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・英数字】

 


 

ブー子
ブヒっ!パンダくんにベイビーって言われちゃった!
パンダくん
あ!ついうっかり!
ウサギ君
ガガーリンッッ!

 





ブー子ちゃんの「日本語教育能力検定試験」のコーナー!みんなで憧れの日本語教師を目指そう!

それでは、次回をお楽しみに! ブヒ、ブヒ、ブヒヒ!

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