【平成26年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解と解説】⑦

日本語教師になるには、①日本語教育能力検定試験に合格、②日本語教師養成講座420時間、③大学日本語教育課程 主・副専攻修了者のどれか1つが条件よ! 独学で勉強するには「過去問を繰り返し解くこと」が一番大切! 頑張るわよ~!ブヒ~!

ブー子
今日も平成26年度の過去問よ!イイ感じにやってる?
パンダくん
うん!どんどん理解が深まっていくよ!
ウサギ君
何回も過去問をやってると、似た問題に出くわすね!

 





 

検定試験合格は独学でも十分可能です。しかし、日本語教育能力検定試験は出題範囲が広いため、難易度が高いと言われています。合格するためには適したテキスト過去問を数年分繰り返し解くことが重要です。

推奨されるテキストは「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド」です。業界大手であるヒューマンアカデミーが監修しているため難解な専門用語が丁寧に説明されています。受験者にも人気が高く、表紙の色から「赤本」と呼ばれています。教科書に値する赤本に一通り目を通してから、数年度分の過去問を繰り返し解くことが基本の独学スタイルです。

 

日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド

 

過去問とは日本語教育能力検定試験を実施するJEESが発刊する「日本語教育能力検定試験 試験問題」です。部数に限りがあるため過去のもの(平成23・24・25・26年度)は高額になっていますが、現在定価で手に入るもの(平成27年度・28年度・29年度)で試してみても良いかもしれません。両方ともAmazonで購入できます(こちらのページで詳細をまとめました)。

 

平成27年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成28年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

平成29年度日本語教育能力検定試験 

試験問題

 


 

問2 4

このサイトの名前にも用いられている「ファシリテーター」は、集団活動に参加しない中立的な立場で活動を支援する人です。

1、話し合いのトピックについて説明するのは、ファシリテーターの仕事ではありません。

2、立場を振り分け、その立場に合わせて意見を述べるのはディベートです。ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論することをいいます。対して、ディスカッションとは「5W3H(何をするか・いつするか・なぜするか・どこでするか?・誰に対して行うか?・どのように行うか?・どの程度行うか?・予算はどうするか)」を話し合うことをさします。

3、ファシリテーターはディスカッションなどで展開を予測させたりはしません。

4、学習者が見としている視点を示し、話し合いが進むように支援しています。ファシリテーターは集団活動そのものに参加せず、あくまで中立的な立場から活動の支援を行う人です。会議でもファシリテーターは議事進行やセッティングなどを担当しますが、会議中に自分の意見を述べ、自ら意思決定をすることはありません。

したがって、正解は4ということになります。

 


 

問3 2

カナルとスウェインは、実際のコミュニケーションでは、文法力以外の能力だと必要だとし、伝達能力(コミュニケーション能力)を以下の4つに分けました。

文法能力

話や表現を正確に使用できる能力のこと。

社会言語能力

日本語における敬語の運用など、相手との関係を考慮して言い方を変える能力のこと。

ストラテジー能力(方略能力)

適切な語彙が浮かばない場合、それを別の言葉で言い換える、ジェスチャーに頼るなど、コミュニケーションを円滑に行うための能力のこと。

談話能力

フィラー(あのー)など言語を理解し構成する。会話の切り出し方、終わらせ方を運用する能力のこと。

以上により、否定的な意見を述べる際、相手との関係を考慮した表現が使えない者は、社会言語能力に課題があることを意味しているので、正解は2ということになります。

 


 

問4 4

ディベートでは、1つのテーマに対し賛成・反対に分かれて戦います。

1、「どのように」という疑問には様々な案が考えられるので、二手に分かれるディベートの特徴ではありません。。

2、少子化対策を進めるべき、観光客も増やすべき

少子化対策を進めるべき、観光客を増やすべきではない

少子化対策を進めるべきではない、観光客は増やすべき

少子化対策を進めるべきではない、観光客も増やすべきではない

以上のように、少なくとも4通りの意見が出て、これも様々な案が考えられそうです。

3、こちらも「24H営業」「深夜2時まで」「23時まで」「平日は深夜1時まで」など様々な案が考えられます。二手に分けることできません。

4、この選択肢のみ、増税という1つのテーマに対し「賛成・反対」の二手に分かれられます。したがって、正解は4ということになります。

 


 

問5 2

ディベートでは、自分の主張とは関係なく、立場を振り分け、その立場に合わせて意見を述べることが重要ですので正解は選択肢2ということになります。

 


 

問題5

問1 3

絵に表すのが難しい「抽象的な言葉」は絵カードに向きません。正解は3ということになります。

 


 

問2 1

1、聞き取りは全てを理解する必要ありません。知らなくても予測できる力を養うのも目的の一つなので、未習の語彙・文型はあえて含めるのが一般的です。したがって、正解は1ということになります。

 


 

問3 4

ロールプレイで使用するロールカードを作成するときには、現実のコミュニケーションに存在する「情報差(インフォメーション・ギャップ)」「選択権(チョイス)」「反応(フィードバック)」を考慮することが大切です。この3つは漢字(情報差・選択権・反応)で表記されることもあれば、カタカナ(インフォメーション・ギャップ、チョイス、フィードバック)と表記されることもありますが、頻出の問題なのでこのまま覚えてしまいましょう。したがって、正解は4ということになります。

 


 

問4 3

サイレントウェイ(ガッテーニョ)では、教師はできるだけ沈黙し、発音を色分けで視覚的に示したサウンド・カラー・チャート、それを指し示すポインター(指示棒)、様々なものに見立て語彙・文型の導入につかうロッド(呼ばれる多色で様々な長さの棒)などを教材・教具として用います。したがって、正解は3ということになります。

*ほかのヒューマニスティックな教授法「TPR(アッシャー)」「サジェストペディア(ロザノフ)」「CLL(カラン)」などのそれぞれ関連するキーワードも覚えておくと良いでしょう。

 


 

《目次》

【基本】日本語教育能力検定試験について

【平成23年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成24年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

  

【平成25年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成26年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成27年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成28年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【平成29年度日本語教育能力検定試験・過去問・正解・解説】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・あ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・か行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・さ行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・た行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・な行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・は行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ま行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・や行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・ら行】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・わ・を・ん】

【日本語教育能力検定試験に頻出の用語集・英数字】

 


 

ブー子
平成26年度の過去問よ!あきらめちゃダメよ?
パンダくん
ぐはぁ!もうすでに諦めモードに。。。
ウサギ君
ダメだ、パンダくん!諦めたらそこで終わりだ!

 





ブー子ちゃんの「日本語教育能力検定試験」のコーナー!みんなで憧れの日本語教師を目指そう!

それでは、次回をお楽しみに! ブヒ、ブヒ、ブヒヒ!

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