【ウサギ君のことわざ③】あ ‐3

さあ!ウサギ君と世界のいろいろなことわざを学んでいこうね!今日は「寇に兵を藉し盗に糧を齎す」から「脂に画き氷を鏤む」までだよ。それでは、はりきってヒァウィゴー!

 

【寇に兵を藉し盗に糧を齎す】(あだにへいをかしとうにかてをもたらす)

戦っている相手に武器を与えたり、盗人に食料をくれてやったりするなど、敵の利益になるような行為をすること。また、悪人に悪事を働くのに都合のいい口実を与えること。

ウサギ君
あだにへいをかし……!
パンダくん
キツネに油揚げをもたらす……!
キツネ博士
うっしっしっ!

 





【徒花に実は生らぬ】(あだばなにみはならぬ)

どんなに格好をつけても、内容が伴わない方法では良い結果にはならないことの例え。「徒花」とはキレイに咲いても実の生らない花をいう。

 


 

【頭隠して尻隠さず】(あたまかくしてしりかくさず)

欠点や悪事の一部を隠しただけで、全体を隠し通せたと思っていることを皮肉った言葉。キジが草むらの中に頭だけ隠して、尾が出ていることに気が付かない様子から生じた。

ウサギ君
ところで!パンダくんの尻尾は白?黒?
パンダくん
う~ん!白黒ハッキリつけたいよね!
クマ三郎
正解はシロ!

 


 

【頭の上の蝿を追え】(あたまのうえのはえをおえ)

あれこれと他人の世話を焼くよりも、自分の事をキチンと始末しなさい、という戒めの言葉。「自分の頭の蝿を払え」ともいう。

ウサギ君
キツネ博士のためにあるような言葉だ……!
パンダくん
意地悪ばかりしてないで、自分の頭上の蝿を払ったらいいのにね!
キツネ博士
へいへーい!ハエなんていないもんね~!

 


 

【仇も情けも我が身より出る】(あだもなさけもわがみよりでる)

結果として周りの人から憎まれるのも、可愛がられて気に掛けてもらえるのも、自分の普段の心がけや行い次第だということ。

タヌ子さん
またキツネ博士、サイフ落っことしたんだって!
リス美さん
えー!ぜ~んぜんカワイソくな~い!
キツネ博士
ギャフンッ!

 


 

【中らずと雖も遠からず】(あたらずといえどもとおからず)

ピタリと的中しているとは言い難いが、外れているとも言えない。大体は当たっているということ。「中らず」は「当たらず」とも書く。

 


 

【仇を恩にして報じる】(あだをおんにしてほうじる)

非道な仕打ちを受けても、その相手に恨みを残さずに、逆に情けをかける事をいう。類語に「仇を情けにひきかえる」、対義語に「恩を仇で返す」がある。

ウサギ君
キツネ博士!可哀想だからメロンパンおごってあげるよ!
キツネ博士
おー!捨てる神あれば拾う神あり!
ネコちゃん
ウサギ君ってメッチャ良い人にゃ!

 


 

【彼方を立てれば此方が立たぬ】(あちらをたてればこちらがたたぬ)

片方がうまくいくように義理を立てようとすれば、もう一方が具合悪くなる。双方、同時に満足させることは難しいということの例え。類語に「出船によい風は入り船に悪い」がある。

ウサギ君
大変!クマ三郎師匠とシロクマ姐さんがケンカしとる!
パンダくん
えー!メッチャ、オレらピンチじゃないですかッ!?
クマ三郎
コロッケにはソースだろー!
シロクマ姐さん
醤油よー!アンタ、味オンチよ!

 


 

【暑さ忘れて影忘る】(あつさわすれてかげわすれる)

夏の猛暑が過ぎると、物陰の涼しさやありがたさを忘れてしまう。苦しかった時に受けた人の恩も、楽になると忘れてしまいがちだということ。類語に「喉元過ぎれば熱さを忘れる」がある。

キツネ博士
ケケケ!今日はどんな意地悪でウサギを困らせようかなッ!?
レッサーさん
キツネ博士……恩を仇で返すとは……
ネコちゃん
サイテーにゃ!

 


 

【あっても苦労なくても苦労】(あってもくろうなくてもくろう)

あればあったで、お金も子供もそれなりの苦労があるし、また、なければないで苦労をするものだということ。

ウサギ君
え~!お金はあったほうが良いでしょう~!
パンダくん
よ~く考えよ~!お金は大事だよ~!ル~ルル~!
キツネ博士
禿同(=激しく同意)!

 

【羹に懲りてあえ物を吹く】(あつものにこりてなますをふく)

一度の失敗に懲りて、度を過ぎて過剰に用心深くなること。「(あつもの)」とは熱い吸い物のことで、「(なます)」は冷たい料理のこと。類語に「蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる」がある。

《故事》

古代の中国で、熱い吸い物を口にして火傷したものが、それに懲りてナマスのような冷たい料理まで吹いて冷ましたことから。

ウサギ君
なるほど!用心深くなる時ってあるよね!
パンダくん
あ!息で吹くのか~!リバースしちゃうのかと思っちゃった~!
キツネ博士
そりゃ吐くだろッッ!

 


 

【当て事は向こうから外れる】(あてごとはむこうからはずれる)

こちらだけで当てにしていることは、相手の都合で外れるものだということ。「当て事と越中褌(えっちゅうふんどし)は向こうから外れる」ともいう。「向こう」は「相手」のこと。

キツネ博士
またサイフを落としてしまった!ま!バカウサギがメロンパンおごってくれるだろう!
ウサギ君
え!もうダメだよ!キミにあげるお金はないもんっ
ネコちゃん
そうそう!悪人に賭ける情けは1回オンリーにゃ!

 


 

【後足で砂を掛ける】(あとあしですなをかける)

犬や馬が駆け出す際に後ろ足で砂を蹴散らすように、世話になった人の恩を裏切るばかりではなく、去り際に重ねて迷惑をかけること。

キツネ博士
くせぅ!ケチンボなウサギめ!
レッサーさん
後足で砂をかけちゃったからね~
ネコちゃん
自業自得にゃ!

 


 

後の祭り(あとのまつり)

時期を逃して手遅れになること。また、後悔しても遅いことをいう。類語に「証文の出し遅れ」「六日の菖蒲(あやめ)十日の菊」などがある。

キツネ博士
ま!過ぎてしまった事はどうしようもない!
キツネ博士
アフターカーニバルさっ!
レッサーさん
う~ん、思考転換が早いね~

 


 

【後は野となれ山となれ】(あとはのとなれやまとなれ)

自分にとって大事なことさえ、終えてしまえば後は他人に任せて、どうなろうと意に介さないということ。対義語に「立つ鳥跡を濁さず」がある。

ウサギ君
明日は世界武術大会の予選!緊張するな~!
パンダくん
いつも頑張ってるから、きっと大丈夫だよ!
キツネ博士
へっ!?オヌシは出ないの??

 


 

穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)

まだ穴の中に潜んでいるムジナの値段を、捕らえる前から予想する。当てにならないことを当てにすること、その愚かしさの例え。類語に「沖な物あて」「捕らぬ狸の皮算用」などがある。

 


 

姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)

姉さん女房は、その家の財産を増やす薬のような存在である。年上の女房は「やり繰り」や夫の扱いが上手で、家庭をうまく治められるということ。「身代」とは財産のこと。

クマ三郎
ふふ~ん!キミはボクにとって愛の特効薬さっ!
シロクマ姐さん
うふ~ん!あなた~ん!チュチュチュ!
ウサギ君
え?シロクマ姐さん、師匠より年上だったんですか?
パンダくん
ウサギ君……シッ!年の話題にはアンタッチャブル(=触れてはいけない)!

 


 

【危ない橋を渡る】(あぶないはしをわたる)

違法行為になるかもしれないような危険なことを、あえて行うことの例え。

ウサギ君
いや?でも気になるしさ。聞いて見よっと!
パンダくん
ウサギ君、死に急ぐな!デンジャーブリッジを渡ってはいけない!
シロクマ姐さん
……こらそこ!何をコソコソしてるの!?

 


 

【虻蜂取らず】(あぶはちとらず)

虻(アブ)や蜂(ハチ)を両方捕ろうとして、結局、両方とも逃がしてしまう。欲張りすぎて損をしてしまう例え。類語に「二兎を追う者は一兎をも得ず」「花も折らず実も取らず」などがある。

 


 

脂に画き氷を鏤む(あぶらにえがきこおりにちりばむ)

脂の上に絵を描き、氷に彫刻してもやがて溶けて消えてしまう。いかに努力をしても報われず、徒労に終わってしまうという事の例え。「鏤む(ちりばむ)」は彫刻をするという意味。類語に「氷に鏤め水に描く」がある。

シロクマ姐さん
レディーに年齢は聞いちゃダメよ!二人とも罰として腹筋200回!
ウサギ君
ガガーリンッ!!
パンダくん
ひえ~!お助け~!

 





さぁ!今回もタメになるウサギ君のことわざコーナー!

みんなで楽しくことわざを覚えようね~!ではでは、アディオス~!

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